概要<br /> 砂隠れのくノ一。作品中の代表的な風遁使い。<br /> <br /> 第一部では下忍であったが、うずまきナルトの修行中に上忍となる。<br /> <br /> <br /> 四代目風影の実娘であり、我愛羅とカンクロウは実弟。砂の三姉弟の長女にあたり、第一部では共に任務を行っていた。<br /> <br /> 第二部では砂隠れの特使として頻繁に木ノ葉隠れの里を訪れている。ナルトとは第一部時点ではほぼ関わりがなかったため、第二部序盤で顔を合わせた際は彼から「誰だっけ?」と言われたりしている。<br /> <br /> 登場の度に服装が違うため、実は何気に衣装持ち。<br /> <br /> <br /> 人物<br /> 翡翠色の瞳に四つ結びの砂色の髪が特徴。<br /> <br /> さばさばした性格の勝ち気な姉御肌で、喧嘩っ早く敵を倒した後に得意気に笑うなど好戦的だが、緻密な分析力や他者を気遣う優しい一面も併せ持つ。<br /> <br /> 奈良シカマル曰く、シカマル自身や彼の父が恐れている、彼の母よりも怖いとのこと(実際、テマリは彼の母親に性格が似ているらしい)。<br /> <br /> <br /> 当初は情緒不安定な我愛羅をカンクロウと共に恐れていたが、それでも内心では気にかけるなど姉としての情が存在していた。木ノ葉崩し以降は姉弟仲が改善。仲の良い三姉弟として遠慮のないやり取りができるようになり、テマリの生来の面倒見の良い姉貴っぷりを存分に発揮している。<br /> <br /> 終盤の無限月読でのテマリは弟2人から姉上と呼ばれて頼られていた。おそらく彼女の一番の願望はもっと弟達に頼ってもらいたかったことだと思われる。<br /> <br /> <br /> 二部以降は砂の上忍として、後進の育成や木ノ葉との掛け渡し役を務める。中忍試験の打ち合わせのため、シカマルと顔を合わせる機会が多く、彼と2人で木ノ葉を歩いていた時、ナルトにデートだと勘違いされからかわれた。<br /> <br /> ちなみに、アニメ版では早朝からシカマルに見送られるシーンもあり、その次の週ではおまけアニメで「シカマルとテマリの交際疑惑」として暗部報告書に取り上げられていた。<br /> <br /> シカマルが早く自分と同じ上忍になるのを望んでいるような発言もあり、彼女自身は満更でもない様子。<br /> <br /> <br /> 最終回ではめでたくシカマルと結婚したようで、木ノ葉に移住。息子の奈良シカダイを授かる。そのため現在は奈良姓を名乗っており奈良テマリと呼ばれている。<br /> <br /> <br /> 二人の関係に進展があった経緯については、小説『シカマル秘伝』や、ゲーム『ナルティメットストーム4』にて一部描かれており、デレるテマリを見られる貴重なワンシーンは必見。ちなみに同作では他のカップリングたちにも触れたエピソードもある。<br /> <br /> <br /> 能力<br /> 武器は身の丈ほどもある巨大な扇子で、風遁を得意とする。<br /> <br /> また、シカマルほどではないが、相手の能力を瞬時に分析したりするのが得意で、頭脳明晰。<br /> <br /> 中忍試験予選ではテンテンの武器をすべて扇子ではじき返して倒し、その散らばった武器の上に彼女を投げる等残忍な場面も垣間見えた(臨の書では性格に「残忍」という記述があったが闘の書では「大胆」と変更されている)。またくノ一で唯一予選を通過したことから、その実力は高いと思われる。<br /> <br /> ちなみに上記のシーンは『ロック・リーの青春フルパワー忍伝』でネタにされている。