9月22日
9月22日
奈良鹿丸, 奈良シカマル, Shikamaru Nara

生日:
年齡:
性別:
身高:150.8

奈良一族当主である奈良シカクとヨシノの息子。<br /> 黒髪をチョンマゲのようにひとつ縛りにした三白眼の少年。<br /> 自他ともに認める程の面倒くさがりで、口癖は「めんどくせえ」。<br /> 趣味は昼寝であり、師である猿飛アスマには「ゆっくりと時が過ぎるのを楽しむことを知ってるジジイみたいな楽しみ方をする奴でね」と言われる通り、なんとものんびりとしたキャラクターである。<br /> <br /> 他の登場人物と比較すると身体能力は平均的でチャクラ量もそう多くはなく、アカデミー時代は持ち前の面倒くさがりな性格により成績はナルトに次ぐレベルで悪かったのだが、実は知能指数 (IQ)テストでは200以上という驚異の点数を叩きだし、作中でもトップクラスの頭脳の持ち主である。<br /> <br /> 不真面目な言動が多いものの中忍選抜試験においては、忍者としての知識や記憶力は勿論の事、戦況を把握する洞察力や得た情報を処理する解析力、そして常に冷静な判断を下すことが出来る軍師然とした能力が買われ、主要キャラで最も早く中忍に昇格した。<br /> <br /> 所属の班は猿飛アスマ率いる第10班。各自の能力を活かした連係プレイを得意とし、チームメイトには山中いのと秋道チョウジがいる。花札になぞらえたコンビネーション猪鹿蝶は木ノ葉の名家である山中一族・奈良一族・秋道一族の伝統であり、この三つの一族は結束を強めるため猿飛一族から耳飾りを託され、下忍から中忍に上がるまでは三人もそれに習って親から託された揃いの輪状ピアスをしている。後に、全員が中忍へ昇格した祝いとしてアスマから貰った球状のピアスに付け替えた。<br /> <br /> 特に同性のチョウジとは親友同士であり(しかもシカマルから話しかけてきて友達になるよう接した)、その外見・強さから過小評価されやすいチョウジの人間性や努力を高く評価している。<br /> <br /> 趣味である将棋や囲碁の腕前はかなり強い。<br /> 特に将棋では、アスマを相手に負けなし。しかし、父親にはよく負かされている様子。<br /> <br /> 陰ながらナルトの身を案じていた数少ない人物で、彼と幼少時代から少なからず付き合いがあり、木ノ葉の住民が彼を迫害することに対しても疑問視していた。<br /> <br /> 当初はただの腐れ縁・遊び相手という認識だったが、ナルトの成長を近くで見続ける内に「アイツはみんなには無い何かを持っている」「いつかこの里にとって大切な忍になる」「アイツと一緒に歩いて行きたい」と更に認めるになり、チョウジの件からしてシカマルはいい加減に見えて他人を差別せずに隔てなく接しようとできるコミュニケーション能力や寛容性も備えているのも分かる。<br /> <br /> ナルトの方からは当初こそ「グチタレオバカ」と内心呆れられていたが、中忍試験や数々の任務を経て、やがて全幅の信頼を寄せられるようになる。<br /> <br /> 中忍試験以降はテマリと一緒になる機会が数回あり、どうやら腐れ縁のような関係となっているようである。<br /> <br /> ちなみに第二部の初回で、木ノ葉の里で行われる中忍試験の担当となったテマリ(上忍)とその案内人に任命された彼が共に歩いていたとき、帰って来たナルトと遭遇しデートかと聞かれた。しかし、彼自身はさらりと否定し、テマリに至っては鼻で笑われた。<br /> <br /> 【作中の活躍編集】<br /> 中忍試験・木ノ葉崩し編集<br /> 第三の試験本選では、9人のトーナメントだったので、くじ引きにより、ほかの受験生よりも1試合多くなった。(ドス・キヌタに勝つと、テマリと戦う予定)。<br /> <br /> しかし、ドスが死亡したことにより、1回戦で、砂のテマリと対戦。相手の裏の裏を読み死角から影でしばりつけることに成功するも、追い詰めるまでにチャクラを使い過ぎてしまったため、最終的には自ら「ギブアップ」と宣言した。だが、窮地に立たされた場合、冷静に引き返すことができる状況判断力、そして生き残ることを第一に考えた行動は小隊としてのリーダーの資質があると評価された。(「その観点では直前のナルトとネジは勝ちにこだわりすぎて全力を搾り出しすぎてしまったためダメ」と付け加えられ、勝つだけではダメな中忍試験の厳しさを物語った)<br /> <br /> <br /> その後の木ノ葉崩しでは幻術返しができたのに面倒だからと言う理由で寝たフリを決め込んでいたがパックンに噛みつかれた事でたまらず反応してしまい、その後カカシの指示により、パックン・ナルト・サクラと共に我愛羅を追ったサスケを追跡。その最中に音隠れから追跡されているのを察知し、自ら足止めを買って出る。大人数相手に知恵を使いながら奮闘するも追い詰められるが、その寸前でアスマが到着し死地を脱する。<br /> <br /> <br /> サスケ奪還任務編集<br /> 中忍試験と木ノ葉崩しの行動を評価され、同期内で唯一中忍へと昇格。初の隊長任務として、里抜けし大蛇丸の元へ向かったサスケの奪還を綱手から命じられる。しかし、木ノ葉崩し直後の里には絶滅寸前の貴重な血族とはいえいち下忍捜索に避ける人員の余裕は無く、そのためシカマル・ナルト・チョウジ・キバ・ネジの5人のみで挑む事に。<br /> <br /> <br /> シカマルは行手を阻む音の四人衆の内、多由也と交戦。笛を使った多由也の幻術に対し知略と影忍術で応戦し後一歩まで追い詰めるが、多由也が呪印の第二段階を解放した事で形勢は逆転。窮地に立たされたシカマルを救ったのは、同盟国として援軍に馳せ参じたテマリたち砂の三姉弟だった。<br /> <br /> 援軍のおかげで音の四人衆は全て撃退できたが、ナルトはサスケは連れ戻せず、隊の全員が重傷を負った上にチョウジとネジは生死の境を彷徨うなど、任務は失敗に終わる。<br /> <br /> 己の無力さに打ちひしがれ忍者を辞めようとさえ考えるシカマルだったが、父シカクから「仲間を大切に思うなら、てめーがより優秀になることを考えやがれ!」と叱咤され、「次こそは完璧に任務をこなしてみせます」と涙ながらに誓った。<br /> <br /> <br /> 暁討伐編集<br /> 綱手の命によりアスマ・シカマル・神月イズモ・はがねコテツのフォーマンセルで、火の国へと侵入した暁の飛段と角都の討伐に赴く。しかし、飛段の不死性を用いた呪術によりアスマは殉職してしまう。<br /> <br /> 師からの最期の言葉を受け取ったシカマル達は再戦を誓い、仇を討つまでの間だけアスマのトレードマークでもあった煙草を吸うように(アニメでは未成年の喫煙に規制がかかり喫煙シーンは一切無い)。そして形見であるチャクラ刀を受け継ぎ、元10班であるいの・チョウジ、そしてアスマの代わりにフォーマンセルの一人となったカカシと共に飛段・角都の元へ再び向かう。<br /> <br /> 不死性を利用した二人の連携を分断すべく、シカマルは単騎で飛段と応戦。アスマの残した情報を元に角都から採取した血液で飛段の術を利用し、最後は奈良一族しか踏み入ることが出来ない森で生き埋めにした。<br /> <br /> そして里へ戻り、アスマの妻である夕日紅に二人の間に産まれてくる子の師となることを師の墓前で誓うのだった。<br /> <br /> <br /> ペイン襲来編集<br /> 暁のリーダーを追っていた自来也が任務中に戦死。師の訃報に落ち込むナルトを紅の元へ連れて行き、自分達が既に託される側から託す側へとなっている事、そして師のようなかっこいい忍となるために前を向けと檄を飛ばしナルトを立ち直らせる一因となった。<br /> <br /> <br /> 第四次忍界大戦編集<br /> かつての同期うちはサスケが暁へと加わり雲隠れのキラービーを襲ったと判明し、サスケの行いにより仇討ちの応酬から戦争へと発展することを防ぐため、自分たち同期の手でサスケを殺すべきと宣言。<br /> <br /> しかし、自らの手でサスケとケリを付ける算段だったサクラ、その場になんとか間に合い”最後まで”サスケの憎しみを受け止めると決めたナルトの覚悟、そしてうちはマダラを名乗る仮面の男トビの宣戦布告により、サスケ討伐は一時中断された。<br /> <br /> <br /> 第四次忍界大戦では我愛羅やテマリと共に第四部隊に所属。風影である我愛羅が連隊長を兼任しているため、シカマルはテマリから実質的な部隊長を任される事に。<br /> <br /> 開戦後は穢土転生として蘇った恩師アスマと第十班の三人で交戦。アスマに対しどうしても躊躇してしまうチョウジをいのと叱咤し、最後は完璧なフォーメーションで撃破。師から「もう何も言うことがない。完璧な猪鹿蝶だった」と最上級の褒め言葉をもらい封印した。<br /> <br /> <br /> 十尾復活後はうちはオビトと交戦していたナルト達に合流。<br /> <br /> 全忍による連結プレーで応戦するも、十尾による尾獣玉が作戦本部を直撃し父シカクが戦死。攻撃の直前、最後の通信で作戦を受け取ったシカマルは、以降父に代わり忍連合軍の作戦指揮を任される。その後も連合全体に指示を飛ばしながらナルトをサポート。歴代火影に遅れて戦場へ遅参したサスケの言動に困惑しながらも、打倒マダラの前に共闘を受け入れた。<br /> <br /> オビトが十尾の人柱力化した際、神樹の根の攻撃で一時的に衰弱するが、ナルトの九尾チャクラにより復活。その際、ナルトが火影になった時、相談役として自分が隣で支えると決意する。<br /> <br /> <br /> ナルトとサスケがオビトと交戦している間、忍連合全体で神樹の伐採に着手。同期達と連携しナルトの螺旋丸を託され、オビトから尾獣達を引きずり出す事に成功した。ナルトの言葉によってオビトはかつての自分を取り戻したものの、ゼツに身体の主導権を奪われ輪廻眼によりマダラを生身へと転生させてしまう。これにより十尾の人柱力となったマダラは無限月読を発動。シカマル達は神樹へと囚われ幻術の中へと落ちてしまう。夢の中ではシカクやアスマが生存しており、両親の夫婦喧嘩をテマリと眺めながら「結婚なんてめんどくせー」と溢していた。<br /> <br /> <br /> その後は大筒木カグヤとゼツを倒し、サスケとの決着をつけたナルト達によって無限月読は解除。神樹から解放され戦争の終結を見届けた。<br /> <br /> <br /> 大戦後(秘伝シリーズ)編集<br /> いずれナルトが火影となる日に向けて経験を積むべく、六代目火影に就任したカカシの補佐役に。持ち前の頭脳を生かしながら忍連合にはなくてはならない存在になっている。<br /> <br /> 各国の大名や民からもたらされる仕事の依頼をAからDランクに分け、各郷の特徴を鑑みて、適切な里に割り当てる作業、主要五大国間の様々な交渉ごとの接衝。さらには老いた土影の将棋相手までこなしているという。<br /> <br /> そういった事情からか忍連合に木ノ葉隠れのシカマルありと言う者もいるらしい。<br /> <br /> <br /> 最終話・BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-編集<br /> 七代目火影に就任したナルトの相談役を務めており、実質木ノ葉の里のNo.2と言える立ち位置のようである。<br /> <br /> 父親のように顎髭を生やしタバコを咥えるなど、歳相応の貫禄が増し、木ノ葉のブレインとしてナルトを支えている。<br /> <br /> <br /> テマリとも結婚しており、シカダイという息子を授かった。多忙な仕事の合間に息子の修行を見たり将棋を指すなど親子仲は良好の様子。しかし妻となったテマリには父子揃って頭が上がらない。<br /> <br /> <br /> <br /> モモシキ襲撃〜ウラシキ過去編編集<br /> 五大国合同で行われる中忍試験などの業務に追われつつ、その過程で招集した五影達とともに、大筒木カグヤが恐れていた存在をサスケ等が集めた情報をもとに共有していた。<br /> <br /> <br /> その後、その存在であるモモシキ達が襲撃したことで解決に翻弄させられることになる。<br /> <br /> その事件解決後、今度は残ったウラシキが再び尾獣狙っていると分かると、一時的に守鶴を匿うことを我愛羅との合意で行った。<br /> <br /> <br /> <br /> 殻編編集<br /> 殻の事件発生に向かい入れられたカワキに対しては当初、保護したナルトとは違いかなり懐疑的で、スパイなのではと疑っていた。<br /> <br /> ただ、これも里でのカワキの忍としての活動やナルトのフォローもあって少しずつ軟化していった模様。<br /> <br /> <br /> ただ殻の内陣(インナー)と呼ばれる者たちが倒される中、果心居士とともに三途アマドがリーダーであるジゲンを当初から考えていた裏切る計画に乗り出す。<br /> <br /> そしてジゲンとの戦いは果心居士に任せて、木の葉へと亡命してきたアマドであったが、当然受け入れるわけは無かった。<br /> <br /> しかしこの時に息子である奈良シカダイの首に爆弾を仕込まれてしまい(フェイクの爆弾)、流石のシカマルも普段のように冷静ではいられず、渋々ではあるがアマドの入国を受け入れる。<br /> <br /> <br /> その後、アマドを軽く拘束しながら事情聴取をナルトやサイと共に行う。その際にジゲンの正体が大筒木イッシキという事や大筒木一族の成り立ちなど、異常な情報量に少々疑っていた。ちなみにアマドは事情聴取の最中に正式に亡命の書類を書き、先程の爆弾がフェイクと明かしてシカマルをさらに怒らせていた。<br /> <br /> <br /> <br /> BORUTO-ボルト- -TWO BLUE VORTEX-編集<br /> <br /> ナルトが失踪してしまい、8代目火影として業務を行っていた。だた、本人的には内心納得はいってなかったようで、正式には代理として就任を先送りにしていた。<br /> <br /> <br /> 実はナルト失踪後はそのことをカワキに問い詰めていたが、直前にカワキとエイダが起こしてしまった全能(ボルトとカワキの認識が入れ替わる)の影響を徐々に受けて、カワキのついた嘘をすんなりと受け入れてしまった。<br /> <br /> そのためサスケとは違い、サラダの意見も歯牙にもかけなかった。<br /> <br /> <br /> その後ボルトを追い回すのを疲れたコードが里に襲来することになり、状況が一変。<br /> <br /> サラダが襲われそうになった所にボルトが帰還し、それをカワキが感知したことで、里の忍達に目的などを探るように指示を出していた。<br /> <br /> <br /> もちろんこの時もうずまきボルトをただのボルトと認識していたが、その状況下でアマドを監視していた映像の中で、『記憶が偽物にすり替わっている』という話を自身の物的証拠の件から導き出したことを聞いて、次第に今の状況にようやく違和感を覚え始める。(アマドは「自分は科学者だから記憶より記録を信じる」とも言っており、科学者でこそないものの同じく理論派であるシカマルはそれに共感できたことも一因)<br /> <br /> <br /> これを確信へと変えるべく、いのに古い資料を持ち寄らせた後に、里にも秘密裏に心伝身の術でボルトに会話を繋いでもらう。<br /> <br /> そしてアマドの件の話や記憶が偽物という発想がなかったことを語り始め、最後にはボルトは本当はうずまきボルトではないかと聞こうとしたが、ここで追ってきたミツキとの戦闘に入ってしまい、最後まで聞き出せなかった。<br /> <br /> <br /> その後場が落ち着いてから再度話をするも結局全能の性質上「こういう仕組みだからこうである」という認識による概念が頭に定着せず、「こうな気がする」という感覚で捉える以外にない事から「説明しても無駄、ただ&quot;そうだ&quot;と信じてもらうしかない」と突き放されてしまい、結局会話はそこで打ち切られることとなる