デスレコーズに雇われたライブ時のサポートメンバー。鳥取県出身。<br /> 楽器を演奏するのではなく、ライブ中にクラウザーに舞台上で暴行を受けて悦ぶM男役のパフォーマーである。素の根岸は申し訳ないと思っているが、梨元自身は真性のM男なので全く気にせず、逆に根岸を励ましたこともある。やがて根岸もプロのプライドを持って豚を演じきる梨元に尊敬を覚え、お互いが厚い信頼で結ばれるようになった。根岸が帰省し、長期間ライブが行われなかった折にもライブハウスで帰りを待ち続け、「忠豚ブタ公」として銅像が立てられたこともある。<br /> バツイチの中年男性で、別れた女性との間に中学生の子供がおり、年に一度だけ面会できるが、見習い豚の品川が企画した「豚イベント」と面会日が重なった時にはイベントを優先した。<br /> 好きな歌手は前川清。特技は目隠しをしてもクラウザーの臭いを嗅ぎわけること。達筆。加齢臭がキツいらしい。<br /> 年齢ゆえにスタミナ不足なのは否めないが、暴行が限界まで達すると思わぬ力を発揮するようで、サタニック・エンペラー用に自分の衣装を新調してくれたデスレコーズ社長の期待に応えて、ポアゾンとの対決では勝利に貢献。「豚が私を濡らせるとは思わなかったぜ!」との賞賛を賜った。<br /> パフォーマーとしての収入だけでは生活が苦しいらしく、DMCのライブが終わった直後ですらコンビニエンスストアでアルバイトをしている。そこで出会い仲良くなった女性・上村(26歳のバツイチ女性)のため、一度だけ根岸の計らいで“資本主義の英雄”としてDMCのボーカルを務めたことがある。『家路』というタイトルのオリジナルソングも披露し、最初は上村も感動していたが、苛立ったクラウザーに邪魔されていつも通りの豚としてのパフォーマンスを披露する結果になってしまい、上村からは幻滅され実を結ばなかった。<br /> クラウザーから貰ったギャグボールを大切にしており、SMクラブの支配人に「汚いギャグボールだから買い直してやる」と奪われた際には足に噛み付き神奈川から東京まで走って帰ってきた。<br /> レギュラーキャラにも関わらず映画版には登場しない。