妃英理
妃英理
Eri Kisaki

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毛利小五郎の別居中の妻で、毛利蘭の母親。「妃法律事務所」を経営している弁護士。民法・刑法を暗唱できる。誕生日は10月10日年齢は37歳。帝丹高校出身。愛車は、ミニクーパー。高校1年生の時には、東都大学(現実の東京大学にあたる)の入学試験を満点で通過してハーバード大学への留学を薦められるなどのエピソードがあり、極めて頭脳明晰。推理力も優れており、コナンのアドバイスで事件を解決することもある。運動神経もそこそこあり、小五郎からは一本背負いを教わっている(本人は、小五郎のお陰で得たものは「娘である蘭と一本背負いぐらい」と語る)。結婚指輪は着けているものの、本人は「うっとうしい男を近づけないための虫よけ」と言っている。また蘭に、「幼馴染みと探偵には、気をつけなさい。」と言っている。コナンにとっては、幼少の頃に厳しく叱られた記憶も相まって苦手な存在。考えをまとめる時は音楽を聴く癖がある。小五郎とは幼馴染みで、大学生の時に結婚し家庭を築くが、7年後に別居する。別居以前は、夫が出かけるときはネクタイを直してあげるほど夫婦仲は円満だったようである。現在は旧姓の「妃」を名乗っているが、小五郎とはあくまでも別居中の関係であり離婚したわけではないので、「毛利 英理」が実名である。たまにお互い会っても悪口を言い合うが、基本的に意地を張っているだけで小五郎のことを内心想っており、小五郎から助けを求められたりすると仕事があってもなんとか助けようとすることがある。また、OVAでは彼の身体を気遣う行動も見られたり、結婚記念日にはネクタイを贈ろうとしたり(未遂に終わったが)、最近では初デートの衣装を着て小五郎に会いにいこうとしたりしている。小五郎が殺人容疑者にされ小五郎が犯人だという結論が出た際は、普段の姿からは考えられないくらいに取り乱したこともあった。また劇場版『瞳の中の暗殺者』において長女の蘭の記憶が喪失した際も小五郎と共に蘭のケアを懸命に行うなど家族を大事にしている部分も多く見られる。編み物が得意であるが、料理は極めて下手。原作では小五郎が「特徴的な味」、「一風変わった味」と言った曖昧な表現をしている。美人でなおかつ頭脳派という事もあってライバルも多く、高校生時代には工藤有希子とミスコン対決を繰り広げた。またアニメオリジナルストーリーでは、「検察のマドンナ」と評される九条玲子という検察官と法廷の戦いを繰り広げている。ただし有希子とは張り合うことはあるものの、仲はかなり良い様子である。また九条とは現在までに3回戦い、いずれも勝利し無敗の記録を更新した。 <br /> <br /> &nbsp; &nbsp;&nbsp;&nbsp;名前の由来は、「エラリー・クイーン」から。<br /> &nbsp; &nbsp; 好物はジゴバのチョコレートで、過去に小五郎からプレゼントされたのが印象に残っている。<br /> &nbsp; &nbsp; 猫を飼っている。名前は「ゴロ」。名前の由来は「ゴロゴロしている」からと英理本人は言っているが「小五郎のゴロ」からと思われている。実際は謎である。最初に飼っていたスノーシューは老齢で亡くなったため、現在飼っているのはロシアンブルーだが、2匹とも名前は同じ。なお、劇場版『名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌』で声を当てた「青山カイト」は作者の飼い猫の名である。<br /> &nbsp; &nbsp; 毛利蘭と毛利小五郎と別性で別居であるために、小五郎と妻と思われない場合がある。有希子には小五郎と離婚したと誤解され、横溝には姓が違う事を指摘された。伊豆旅行で小五郎が自分のファンだという女子大生二人を連れて自分の家族を紹介した際に、英理は「元妻の英理です。」と皮肉を込めていった。