安德烈·葛蘭迪耶
安德烈·葛蘭迪耶
安德烈·葛兰迪耶, アンドレ・グランディエ, André Grandier

生日:
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ジャルジェ家の馬丁。オスカルの従卒かつ幼馴染。ジャルジェ家の領地の村で育つが、父親はだいぶ前に死んだらしく母子家庭だった模様。母親が死んで唯一の肉親の祖母に引き取られたとのことである。身分の別なく育ったことでオスカルとはタメ口だが、分不相応の特別扱いを気にする祖母にたしなめられることが多い。身分違いの恋に苦しみ、ジェローデルの求婚によりオスカルが奪われると戦々恐々とする日々にのた打ち回り、大貴族であるジャルジェ家では単に貴族の身分を得ただけでは結婚は不可能だという現実が見えなくなる程に貴族の身分を欲した。しかし、貴族との結婚自体が許されない第三身分の平民ではあるが、歴代の王室守護を自負する大貴族の邸宅で何不自由なく育ったこともあり、貧困とは無縁で身分だけしか頭にないことで貴族でも平民より貧しい生活を余儀なくされるアランの怒りを買う。<br /> 黒い騎士との戦いで左眼を鞭で打たれ、医師から「指示があるまで包帯を外してはいけない」と言われていたにも関わらず、病身の身でありながらパレ・ロワイヤルへと向かいオスカルを救出するも左眼を完全に失明し、残った右眼にその分の負担がかかったことで徐々にかすみがちになりオスカルを守るべく衛兵隊に入隊し、アランら隊員に「めっかち!」と罵声を浴びる。三部会あたりで完全に盲目になってしまい、失明の事実を祖母や恋敵アランに覚られる。三部会を巡る騒動でレニエに殺されかけたオスカルを救った際、愛していると告げられ相思相愛の仲になる。オスカルとともに革命で民衆側につき戦うが、オスカルを庇って戦死した。<br /> 当初はオスカルの伴侶を誰にするかは定まっておらず、候補としても設定されていなかったため、その他大勢の1人として描かれて地味だった。心はオスカル一筋だが、18歳の時にパレ・ロワイヤル界隈の娼婦と経験済み。<br /> アニメ版では、序盤はルイ15世の死を前に居ても立っても居られないオスカルの心情が理解できないのかと声に出してジェローデルを蔑んでおり、従僕としての身分や立場を少々顧みなくなっている。しかし、徐々に従僕としてわきまえた言動に変化する。原作とは異なり、オスカルと相思相愛になったのと夫婦の契りを交わしたのは衛兵隊B中隊に出動命令が下った直後であり、民衆の時間稼ぎの搖動として死闘を繰り広げた帰路、敵兵に見つかりオスカルが射殺するもその敵兵の撃った流れ弾に心臓を貫かれて死亡した。