切嗣の父で衛宮家五代目の魔術師。小因果における時間操作の魔術を究めることで根源へ到達しようとした。<br /> 封印指定を受けて潜伏中のアリマゴ島で、寿命対策のために死徒化の研究をしていた。試薬による事故を皮切りに研究が露見して魔術協会・聖堂教会の介入を招き、島から脱出を図ったところを切嗣に射殺される。その後遺体は協会に引き渡されるも、ナタリアの交渉により魔術刻印を二割未満の残り滓ではあるものの収得し、手段としての魔術を扱うには十分であったため切嗣に継承された。<br /> 魔術師らしい冷徹な性格だが、息子に向ける愛情は本物であり、死徒化の研究も魔道を継ぐ息子のために行なっていた。