狩房淡幽
狩房淡幽
Tanyuu Karibusa

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狩房家の娘であり4代目筆記者。筆記者とは、全ての生命に死をもたらす強力な「禁種の蟲」を体内に封じている者のことであり、狩房家に数世代に1人生まれる。蟲を屠った話を書物に書き記すことで代々少しずつ「禁種の蟲」を封じる力を持ち、その役目に一生を費やす。筆記者は、その証として身体の一部に墨色の痣を生まれ持つ(淡幽は右足)。痣のある部位は自由に動かすことが出来ない上、筆記の際に痣から生じる痛みに耐えなければならないが、筆記によって蟲を封じることでわずかずつではあるが痣は減ってゆく。蟲師達が蟲をただ屠る事に疑問を感じていた中、ギンコに出会い「蟲が人や動植物と共存する理想の世界」を考え始める。