主さまのガイド役を仰せつかりました。<br /> わたくし、主さまに満足していただけるよう誠心誠意尽くさせていただきます。<br /> <br /> 常に堅苦しい敬語で喋り、常に主人と認めた相手の一歩後ろをあるく、生来の従者。<br /> 生真面目で奉仕精神に富み、常に自身を顧みず、誰かの(特に主人の)糧と成ることに喜びを見出す、変わり者。<br /> <br /> 自身のことは主人公の従者であると名乗り、彼を『主さま』と呼び慕うなど、その忠誠心は計り知れない御主人様至上主義。<br /> 11歳にして人に世話を焼き導くことに大きな喜びを見出している、巨大な包容力を持った母性(いわゆるバブみ)が備わっている。曰くおはようからおやすみまで、主人公の何もかもをお世話し管理したいのだとか。かなり愛が重い。<br /> <br /> 一方で『主さま』の唯一頼られる存在でありたいという独占欲も強く、彼の女性関係の交友の広さに対してヤキモチを焼いてしまうこともしばしば。メインストーリーなどでは、意外な女性キャラクターとの交友関係がコッコロへ明かされるたびに、主人公にツッコミを入れることがお約束となりつつあり、キャルからも「いつもの病気」と呆れられたこともある。<br /> また主人公をお世話をする立場を大事に考えているフシがあり、その役目やお株を奪われると憤る事も。劇中では割り込んでお世話役を取られたシズルやエリコ、主人公に母性を感じておりお世話したがっているランファに対しては基本的に誰に対しても行っている「様」付けを一瞬躊躇い呼び捨てしかける程に対抗心を燃やしていた。(ただし、ランファに対しては誕生日を祝ってあげたり、自身のダメさに落ち込む彼女に「失敗は成功の母」とアドバイスするなど陰で呼び捨てにしているシズルやエリコほど嫌ってはいない様子)<br /> ただし、アニメ1期8話ではリトルリリカルがランドソルの平和を守る為にギルド活動をしたいに対し、主人公(ユウキ)のことしか考えてない自分に自責の念を覚えた。<br /> <br /> ちなみに、本人は主従関係に拘っているが、その内心では異性として見られたいとも思っており、主人公または第三者からカップルや夫婦のように扱われると有頂天になり、兄妹のように見なされると少し落ち込む。<br /> <br /> 本作のエルフは都会で育った者も少なくはないが、コッコロの場合はランドソルから遠く離れた集落「エルフの里」が故郷とされている。<br /> 所謂山育ちであり、そのためか、少食ながらペコリーヌのゲテモノ食道楽に普通に付き合える野性味溢れる一面も。ただしコッコロ自身も彼女の悪食をゲテモノと称するだけの認識はあるようで、最低限の常識はわきまえている。<br /> また、歌でカラスを使役して故郷と連絡したり、薬草を噛み潰して煎じるなど、作中では最もエルフらしいエルフとして描かれている。<br /> <br /> キャルからは「コロ助」のあだ名で呼ばれている。<br /> 最初はあまりいい反応を示さなかったが、そう呼ばれ続けるうちに馴染んだ模様。<br /> 故郷では村長の娘という立場、11歳とは思えない変わった人柄、そして里そのものが決して裕福ではなかったことから色々と寂しい思いもしており、現在の美食殿の仲間たちとの生活にとても充足感と幸福感を抱いている。<br /> <br /> コッコロの回りを飛んでいる物体は「精霊」というもので、緑のものは「風の精霊」らしい。<br /> 戦闘の際は精霊を使役する「精霊魔法」で味方の強化などに用いるほか、手に持った槍で接近戦も行う。<br /> <br /> またTVアニメ版第6話では、精霊を使いブランコを作って地上へ降下するシーンが描かれた。