月ノ美兎とは、いちから株式会社が提供するアプリ「にじさんじ」の公式バーチャルライバーである。<br /> <br /> “高校二年生。性格はツンデレだが根は真面目な学級委員。本人は頑張っているが少し空回り気味で、よく発言した後で言いすぎたかもと落ち込んだりする。”<br /> <br /> ――公式サイトより引用――<br /> <br /> 生放送配信前まではTwitterでの委員長らしい真面目な感じのするツイート、可愛らしい絵日記の画像などから設定通りの清楚系の生真面目な委員長キャラとして活動すると予想されていた。<br /> <br /> しかし実際には…<br /> <br /> ▧ 第1回の雑談配信で「『ムカデ人間』を見たこと有る?」(エログロで有名な映画)という視聴者の質問に対し、「観ました」という回答に加えて映画の内容を解説し始める。<br /> ▧ BGMをループさせる方法がわからず放送終了まで手動でループさせる。<br /> ▧ 配信の際には洗濯機の上にMacBookを置いて中腰で構えるという独自のスタイルで臨む。<br /> ▧ アマガミを8歳の時にプレイ、ラブプラスは5歳の時にプレイ。<br /> ▧ ラブプラスは買うのが恥ずかしかったので先輩をパシらせて買った。<br /> ▧ ほかのにじさんじの配信者が『Getting Over It with Bennett Foddy』や『どうぶつタワーバトル』などの有名なゲーム配信を行う中、ヨーロッパ企画の実写ムービーゲームの実況プレイという挑戦的な試みを行う。<br /> ▧ 上記のゲームをプレイするにあたって備え付けのクリックボタンを使っていたが、どうしてもゲームがクリアできず配信用のiphoneのコネクタを抜いてマウスを使用し始める。これにより画面から委員長の姿が消える。<br /> ▧ 視聴者から「自分のキャラを捨ててゲームを取るのか」というもっともなツッコミが入るが、「これがバーチャルYouTuberなんだよなぁ・・・」の一言で黙らせた。<br /> ▧ 『Outlast』の実況をするつもりが不具合で動作せず、仕方なくヨーロッパ企画の『ステレオタイプ・ボーイズラブ』を実況するとアウトなラストのムービーが流れ、慌てて「わたくしで隠さなきゃ……」と自身の顔で画面を隠した。<br /> ▧ 「虫料理を食べたことはあるか」という質問に「蚕は食べたことがある」と回答。また、小学生時代には雑草をよく食べていた。ソムリエ曰くクローバーの茎は酸味が効いててイケる。モミジは人間の食うものじゃない。<br /> <br /> 清楚系委員長とは何だったのか。他にも上げれば切りがないが、サブカルチャーに造詣が深いのが発言から見て取れる。<br /> <br /> 当初のキャラ紹介からは読み取れなかった濃すぎる中身が溢れ出たことが人気を博し、2018年2月23日現在の時点でチャンネル登録者数26,000人を突破した。