蓮美台学園の養護教諭で園芸部顧問。ただし部にはほとんど顔を出さないが、ちひろが入部したことによりよく顔を出すようになる。結とは仲がよく、仕事以外のプライベートでもよく一緒にいる。仕事場である保健室では、茶菓子(特に煎餅)を充実させ、どこかから貰ってきた「いらっしゃいませ」のマットや「準備中」「社長室」等の看板を置くなどして自分の家のように楽しんでいるが、本人は「親しみやすい保健室を目指している」と主張している。<br /> 面倒見が良く、ルックス・スタイルも良いため男子生徒に人気があるが、大人の余裕であしらっている。コーヒーに凝っており、よく直樹に雑用を頼み、そのお礼として振る舞う。作品中では、直樹にコーヒーの淹れかたをレクチャーするなど、その凝り様の深さがうかがえる。<br /> 普段は養護教諭として生徒たちと接しているが、それと同時に「ワクチン開発」を担当する研究者として、100年後の未来でアウトブレイクを引き起こした致死性ウイルス“マルバス”の研究を行っている。対マルバス用ワクチン研究の被験者として未来から連れて来た天ヶ崎祐介と「瓜二つどころか、同一人物としか思えない」久住直樹に対して興味を抱くようになる。愛用の白衣と万年筆は、父親の仁科直樹教授(ウイルス研究者・故人)の形見である。<br /> 発売後の人気投票結果は7位。