本作のヒロインにしてキーパーソン。ヨーロッパ・カリオストロ公国の公女で、大公家最後の姫君。大公家に伝わる「銀の山羊の指輪」の所有者。<br /> 7年前に起きた大公の館の大火事[注釈 2] で両親を亡くして以来、永らく修道院に入っていたが、両家を統一し国を手中に収めようとする伯爵の政略結婚を強いられる。非道な行為を続ける伯爵に反発し、婚礼衣装の仮縫いの隙を突いて脱走する。伯爵の差し向けた追手から逃げている途中でルパンと再会し、一時は助けられるが、再び捕らわれる。<br /> 終盤では意識を奪われた状態で結婚式を挙げられている最中、三度城に潜入したルパン一味に助けられ、逃亡中に次元と五ェ門にも感謝の言葉を述べた。<br /> 幼少時、若き日のルパンが城から脱出中に負傷し行き倒れていたところを助けたが、本人はその時のことを覚えていない。